中学生の国語辞典の選び方
中学1年生になると改めて、国語辞典の購入を案内されることが多いと思います。
今回は、うちの子どもが通う公立中学校の国語の先生に聞いた、国語辞典の選び方、中学校での国語辞典の使い方(どういう辞典が必要か)、先生のアドバイスをもとに購入した辞典について、まとめてみました。
国語辞典は買いなおしたほうがいい?
小学生のころ、国語辞典を購入した方がほとんどではないでしょうか。先生によっては国語辞典をたくさん使ったよ・・・という子もいますね。逆に、国語辞典は使うには使ったけど、まだまだキレイという子も。担任の先生によって授業のやり方も違いますものね。
まだまだキレイなら小学校のときに使っていた辞典を中学生になっても使えたら使いたいですよね。お兄ちゃんやお姉ちゃんからもらえたら、それで済むならそれがいいですよね。結構高価なものですし・・・
公立中学校の国語の先生に詳しく聞いてきましたので、シェアしたいと思います。
小学生用の国語辞典
小学生のときに買った国語辞典は使えますか?
小学生用の辞書では語彙が少なくなるので、新しいものを購入することをおすすめします。
兄・姉の国語辞典
お兄ちゃん(またはお姉ちゃん)の国語辞典は使えますか?
そんなに年数が経っていない、比較的新しいものなら問題ないでしょう。ただ言葉は変化しているので、古すぎるものは適さないでしょう。
国語辞典の選び方
国語辞典って、たくさんあってどういう基準で選べばいいかわからないんです。選び方のコツなどありましたら教えていただけないでしょうか。
書店で売っている国語辞典で、この辞書は適さない、学校では使わないでというものはありません。どれもすばらしいものです。
中学生向けに出されているものも出ていますが、一般向け(大人用)のものでも大丈夫です。長く使うものなので、気に入ったものがいいと思います。
具体的に、どの辞典がいい、というお話はありませんでしたが、できたら親子で書店に行って手に取って、好きなものを買ってください!と言われました。
我が家はどうしたか?
結局、中学生用の国語辞典を2冊購入しました。(わざと別の会社のものにしました)
1.国語の時間の取り組み。
息子の学校では、授業の初めに教科書に出てきた漢字の練習に取り組んでいます。「習った漢字(熟語)を使った短文を自分で考えて書く」という、漢字練習。
熟語の意味がわからないと短文も作れないので、国語辞典を使うそうですが、小学生用の国語辞典だと意味だけしか載っていなかったり、もそも熟語が載っていなかったりするので短文を考えるのに時間がかかってしまい、5分では全然終わらなかったようです。家でやってました。
中学校で習う漢字が調べられる国語辞典、例文が豊富に載っているような国語辞典だと便利ですよねぇ・・・
1.学校用と家用があると便利
もうひとつは、国語辞典の数。
息子の学校では「置いて帰っていいもの」「置いて帰ってはいけないもの」が結構細かく使われていて
定期的にチェックをされるようで、使わない教材を何でも置いていくのはダメでした。
毎日大きなリュックサックに分厚い教科書類を持っていくので、結構な重量です。
国語辞典は「置き勉」OK。毎日国語辞典まで持ち帰るのはあまりに大変そうなので、国語辞典、1冊学校に置くことにしました。
というわけで、学校用・家用で2冊購入しました。
おすすめの国語辞典
うちの近所の書店に行ったところ、中学国語時点ランキングで下記の3冊が紹介されていました。
新明解国語辞典 第八版 三省堂
約7万9000語収録。
例文が多い。
カラーはそんなに多くなく、文字が小さめでびっしり書いてあるという感じ。
書店では高校生の国語辞典ランキング2位になっていて、高校に入っても使える。
例解新国語辞典 第十版 三省堂
約60,000語収録。
中学の教科書を調査して作られている中学生用。
標準国語辞典 第八版 旺文社
約50,000語収録。
こちらも新学習指導要領・新常用漢字に対応した、中学生用。
イラストが多くてわかりやすい印象。
我が家では何を選んだか
1冊目:新明解国語辞典 第八版 三省堂
ちょっと見づらいですが、うちの子供の国語の取り組みの助けになりそうな、例文が多めの「新明解国語辞典 三省堂にしました。
2冊目:標準国語辞典 第八版 旺文社
2冊買うなら別の出版社がいいかも、ということで、もう1冊は標準国語辞典 第八版 旺文社にしました。
1回り小さい小型版がありましたが、1冊学校に置いておくので、持ち歩く機会はそれほど多くないはず、ということで、普通の大きさに。
長く使いますし、1冊3000円くらいするものなのですから、いいものを選びたいですね。
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